パソコンなどの情報を検索していると、よくハードとソフトという言葉が登場します。
初めてパソコンの購入を検討していて、あまりパソコンに関する知識がない、という方はこの辺の違いもよくわからないと思います。
ハードとソフトは、全く違うものです。
そして、その違いを正しく理解していることはとても重要です。
まずハードについて考えてみます。
ハードとは、わかりやすく言うとパソコン本体そのものを指します。ハードとは直訳すると『硬い』という意味です。つまり柔軟性などのない、あらかじめ決められているものを指します。
例えば、ファミコンと、スーパーファミコンは違います。
任天堂wiiとsonyプレイステーションも全く違います。これがハードの違いです。どうあがいても、wiiのソフトをプレイステーションで使うことはできません。これは、ハードのほうには柔軟性が無いからですね。
パソコンにこれをあてはめてみると、例えばメーカーごとに、販売しているモデルは様々です。見た目、性能、装備、これらがハードの違いということになります。性能のいいハードと、性能の悪いハードは違うものということです。
次に、ソフトの違い。
これはなんとなくわかりますね。ソフトは直訳すると『柔らかい』という意味です。ハードを変えてしまうことは簡単ではありませんが、ソフトを変えるのは簡単です。ソフトとはつまり、ハードによって動作するアプリケーションのことです。
例えば、マイクロソフトが提供しているofiiceシリーズ。これはオフィスワークに必要なソフトの集合体です。
ハードの種類が違っていても、ofiiceさえ入っていればWordやExcelを使うことができますね。他にも、画像編集の機能を持ったソフトや、年賀状の作成ソフトなど、たくさんのソフトがありますね。
こうして考えてみると、パソコンの性能とは、すなわちハードの性能であり、そこにプラスアルファされるのがソフトであることがわかります。
パソコンを選ぶ際には、自分が何をしたいかによってハードを選択するようにします。
これはつまり、やりたいことを実現してくれるソフトが、どんな性能のハードなら動くのか、これをしっかり考えることが必要だということです。
メールとインターネットだけができればいいのなら、本当に簡易なハードで、メールソフトとブラウザソフトがあれば十分です。
しかし、デジタルカメラで撮った画像を取り込んで、加工して、印刷して、保存して……とするなら、それなりのハードに、それなりの編集ソフトや、ファイル管理ソフトを入れておいたほうがいいでしょう。
目的に合わせて、自分にあったパソコンを選びましょう。
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